林 晶彦 オフィシャルWEBサイト - CDの紹介 -

 

1-006 

月のめぐり星のみち

ピアノ・朗読

¥3,000

収録曲

(1) アポリネール礼賛
(2) はるかな沈黙の鳩
(3) 朗読と即興演奏   金子みすずの作品より
「田舎」「さよなら」他
(4) X,mas組曲
(5) 朗読と即興演奏   宮沢賢治の作品より
「農民芸術概論綱要」
(6) 銀河の夢 Ⅰ~Ⅳ
(7) Oneness Heart
(8) 朗読と即興演奏   「月のめぐり星のみち」
(9) 平和を求める祈り

演奏者:唐木るみ、結城比呂(朗読)
林晶彦(ピアノ)
銀河のきらめきが、ピアノの音になる。

唐木るみ、結城比呂の朗読と響き合うきらめくような即興演奏。

1999年、西東京市で開催されたコンサートのライヴ版

ピアノの第一音が水滴のように落ちた。 小さく静かな音だが、それは大きく強く私の心を打った。 その瞬間、私は気づいたのだった。 その音は、今ここにある、どこかにもあるたくさんの命が奏でるたった一つの音だ、と。 林さんの指から生まれでた命の音は、聴くものの心をうがち、コンサート会場にしみわたり、そこから宇宙へと流れ出ていった。 「月のめぐり星のみち」を通って永遠となるために。

アポリネールらの詩人や画家へのオマージュ。 それは林さんの人柄の謙虚さの現われだと思う。 そして二人のすばらしい朗読。 金子みすずの甘く香しい優しさ、宮沢賢治の命への愛の烈しさ、この対称をなすことばに美しく共振するピアノ曲は、それぞれの意味をゆうわさせ、文字やことばをより生き生きとしたものによみがえらせている。 賢治の言葉「求道すでに道である」のように、平和を真摯に求める林さんはすでに、平和の体言者といえる、その音楽と活動によって。 ステージには平和を祈念する切実な思いと同時に、安らぎがみなぎっていた。 だから彼の音楽に私たちは皆とても満ち足りた幸せな気分になれ、この思いを多くへ分けてあげたいと願うのだ。 そしてこのCDを聴いているうちに誰もが、いつのまにか、そんな幸せと愛情を抱いている自分に気づくでしょう。

エッセイスト:鶴田 静

 

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